Vision
Vision
昨今、国の政策により医療費削減が叫ばれるようになりました。これは、物販における価格競争に対する戦略がなければ、減収減益の一途をたどることになってしまうということです。しかしながら、時代は超高齢化社会。人々の健康への意識の高まりが予測され、セルフメディケーションや健康食品の需要は、高まると予想されます。当社は、強みでもある在宅領域を拡大させ、地域の健康サポート薬局としての機能を充実させることで、現在と同等以上の将来における成長を見込んでいます。
超高齢化社会における老齢人口の増加により、今後、通院以上ではあるが、入院未満の患者の増加が予想されています。そういった社会の中で必要なのは、地域医療に貢献してきた龍生堂の薬剤師。これからはより一層、地域包括ケアシステムの中の薬局薬剤師として、地域医療をつなげていかなければならないと考えています。東京23区および都下での出店計画を適宜行い、より幅広い地域医療に貢献していきます。
現在当社では、全店に分包機や監査システム、音声入力装置などを導入することで、対物から対人業務への体制が整いつつあります。また今後は、大久保・永山エリアで可動している無菌調剤室を、新宿・城西エリアなどその他の地域で展開し、超高齢化社会に対応していきます。
近年、入院できる日数が減っていることをご存知でしょうか。入院できる期間が短くなっているということは、医療が在宅の方向へ急速に進んでいるということです。かつて、在宅医療は人口の少ない過疎地域で進むと予測していましたが、絶対人口の多いエリアでこそ必要であることが分かってきました。これは、当社の出店エリアと重なっているため、事業の中核として全薬剤師が取り組むべき仕事だと考えています。
未病の予防、セルフメディケーション、治療。それらの壁がなくなることで必要になるのが、患者様が気軽に相談できる窓口です。それこそが健康サポート薬局の根本的な役割であり、地域医療のつながりを担うことになります。龍生堂の薬剤師は、すべての医薬品の知識を持つだけでなく、予防から治療までの幅広い知識を持ち、地域包括ケアシステムの一躍を担っていく存在です。